マック、フィッシュ(我が部の旧部長)と共に、
新宿区平和都市宣言20周年記念「平和の集い」に行ってまいりました。
【出演者(敬称略)】
渡辺美佐子(女優)
島本須美(声優、「
風の谷のナウシカ」などジブリ系に多く出演)
小島幸子(声優、「バットマンビギンズ」の吹き替え版など)
三遊亭金馬(落語家)
観世榮夫(能楽師)
東恵美子(女優)
羽佐間道夫(声優、「
ニュースプラス1」のナレーションなど)
野沢雅子(声優、「
ドラゴンボール」の孫悟空など)
新谷のり子(歌手、「フランシーヌの場合」など)
夏川りみ(歌手、「涙そうそう」など)
井上あずみ(歌手、「さんぽ」「ビリーヴ」「君をのせて」などジブリ系)
林家一平(落語家、林家正蔵=こぶ平の弟)
結構な豪華メンバーでっせ。それをタダでって…
新宿、金持ってんな。
さて、内容の方はというと
■オープニング
物語「茶色の朝(作:フランク・パヴロフ)」朗読(要約、私の記憶の範囲で)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
戦中、大人たちは、皆「同じ色」であった…。
ある日、茶色以外の犬や猫は処分しなければいけないという法律が出た。科学者たちも、他の色の犬猫よりも、茶色い犬猫のほう「優秀」であるという結論を出した。
主人公とその友人は、法律にのっとって今まで飼っていた犬や猫を処分した。その頃、「毎朝の友」という新聞が廃刊にされた。この法律に対する批判記事を最後まで載せていたためだという。
主人公と友人は、自らのペットの処分についても、新聞の廃刊についても最初は悲しがったり、困惑したりしていたが、次第に慣れ、どちらも「普通」に感じるようになった。
法律通り、茶色い犬猫を飼い、政府の意思にのっとって書かれている「茶色新報」を読むようになったのである。どちらも、こだわる必要はない、いくらでも変えのきくものなのである。
そうして
政府の意思にそむくことのないようにだけ気をつけつつ、快適に生活を送っていたら、「今まで、一度でも茶色以外の犬や猫を飼っていた者、身内に飼っていた者をもつ者は、時期はいつであれ罰せられる」という法律ができた。しかも、それは「国家反逆罪」として扱われるという。
もちろん、主人公とその友人も逃れることはできず…
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果たして、過去をモチーフにしただけの「架空の物語」なのか?
今の日本は…?
朗読中に使われていたスライドの画像が9.11やアフリカの人々のみであったのがちょっと気になった。
「他人事」以外の話を出すのは難しいってのもわかるけど…
そして
■世代を超えて語り継ぐ
2005広島平和派遣者から小学生数名+保護者1名による報告。被爆された方の話や、資料館見学で感じたことなど。
「子どもたちの平和の作文最優秀作品」受賞者の作文を声優が朗読。
「子どもたちの平和のポスター最優秀作品」スライドにて。
語り継ぐ三遊亭金馬、観世榮夫、東恵美子のお三方による戦争体験談。東京大空襲を中心に。
作文については、最低でした。
小学生が懸命に書いたものが「きれいな声の声優さん」によって代読…
(ただ、「一生懸命書いた」といっても、半分以上は教師によって変えられているはず。小学生のストレートな声だけでは限界があるのも分かるからまぁ仕方ないが…。実際、小中学校のとき自分が書いた「人権作文」なるものを、学年だか全校の前だかで読む
チャンスを何度か頂き、かなり、70
パーセントくらいを推敲していただいた記憶がある。推敲後の作文には、かなり満足を感じていたが、果たしてあれはオレの作品として読んでよかったのか…。でも、よくわからないが何かの「大きな自信」には繋がった)
本人に読ませてやれよ。自分で読めば達成感もあるだろうし、自信も得られて
ステップアップに繋がるが、壇上で座らされて、目の前で自分の作文読まれている間本人はどうすりゃいいの?
恥ずかしくてたまらんだけやろ。
「平和の集い」相手の気持ちになるのが一番大事なイベントでこういうことやっちゃうって…
やっぱり「
東京」だわ…
そして、戦争からは何も生まれないという小学生が多かったが、何でそんなこと言えんの?と思った。
ちゃんと利益が生まれるじゃない、自分が戦わないで
エリートになりゃいいだけだよ、そうすりゃ安全なところで戦地の現状も見ず、テキトーな作戦だしたり、無駄に激励しまくったりしてればいい。大本営…
あと「考えるだけでなく平和のために何かしたい」という子についても疑問。なんだ?どうするんだ?まともに活動したらあっという間に殺されるぞ。発言するだけでも…
そして、募金はそれほど意味ない。
たいていは「あぁいいことした」っていう自己満で終わる。
表向きは色々謳っても、実際は活動に使われることない募金も多いらしいし…
ちなみに、これは両方小学生の頃自分が思っていたことと同じ。
所詮小学生。結局、何もできないで終わる。
高校卒業し、いよいよ大学生だ、という今になっても同じ。
所詮高校生。唯一学んだことは、小学生のときの自分が考えるより、よほど大きく、複雑で難しい問題であるということ。
難しい考えは置いといて、というのは通用しない。
ただし、一庶民に過ぎない「自分」が存在せず、政治家でもないのに大きな単位でばかり考えたがる奴もどうかと思う。
「ニッポンイチバン」の考えをもつ人の多くもそういうものだろうし、大日本帝国は悪いことをした、しかし今の日本とは繋げて考えない人、そしてアウシュビッツやら黒人問題やらを見て「かわいそう」とだけ思って満足しちゃう人たちもそうだと思う。
どういう背景を持ってあいてがそういう考えに至ったのか、必ず因果はある。
真剣に学ばねば。
ジジィババァども金馬さん、観世さん、東さんの戦争体験談は、面白かった。興味深いというより、スッと聞ける楽しさがあった。
笑いもあった。とくに金馬師匠。(←いつから弟子入り?)さすが噺家。
マックも言っていた通り、会場は年寄りだらけ。だからこそ笑えたはず。
私は大笑いはできなかったが…。
戦争経験ない世代が笑うのもなんか…、かといって気にして力みすぎるのもどうかと思う。
ディスカッション形式を期待していた人もいるだろうが、俺はそういう形式は好かない。表面的に議論して、それらしい結論しかでない。まともに議論するような強靭な奴がいたとしたら、そいつの一人勝ち、みんな不完全燃焼で終わるはず。
今回のように、聞く人自身が一つでも二つでも学べることを拾い、持って帰れる形式(ぼーっとしてたらあっという間に終わってしまうが)で良かったと思う。
会場のじいさんばあさんは色々思い出し、力みすぎず孫に戦争の話をしてくれるだろうし、少数派だった我々語り継いでもらう側も同じだと思う。
長くなっちゃったが、二部。
コンサート。
■未来に向けて
新谷のり子「フランシーヌの場合」「鳥になれたらいいね」
井上あずみと新宿少年少女合唱団
「君をのせて」「風のとおり道」「さんぽ」「となりのトトロ」「ビリーヴ」
夏川りみ&吉川忠英「涙そうそう」「童神〜ヤマトグチ〜」「さようなら ありがとう」
なんと!一列目で見れました!!
りみ友のみなさんにひたすら感謝です。
そして受賞者の小学生にも。
ありがとうございます!!